第11回 ミツロウワックス編


今回は、第9回で仕上げた集成材のキッチンカウンターにミツロウワックスを塗って、天板保護をする方法などをご紹介します。

 

ミツロウワックス
今回使用する「つちのいろミツロウワックス」の詳細はこちらをご覧ください。

 

木部用のワックスは、無塗装の木材やオイルステイン仕上げの木材(ウレタン塗装とは異なり、木の表面に塗膜を作らない)に使われます。定期的に塗ることで水分を弾き、木材の劣化や汚れを防ぎます。

特にミツバチが巣を作る際に分泌する蝋の成分から作られたミツロウワックスは、天然成分で作られているので人に優しく、自然な風合いが楽しめて人気があります。

ワックス1

無垢の木のDIYショップで販売されている「つちのいろミツロウワックス」はオーストラリアのノーザンライト社製。

ミツロウ、オーガニックホホバオイル、マカデミアナッツオイルのみで作られた天然成分100%のワックスで、木部の他にも革製品の保護・メンテナンス用にも使えます。

着色にも天然の顔料が使用されていて、素手で塗っても肌を傷めにくいのでオススメです。

無塗装の集成材カウンターに塗る

無塗装の無垢の集成材カウンターは使っていくうちに乾燥も加わりカサカサになってしまいます。

うっかり置いてしまったコップの輪ジミもちらほら…ワックスを塗って木部を保護することでこのような輪ジミも防ぐことが出来ます。
ワックス2

ワックス3

1.今回は「つちのいろミツロウワックス プレーン」を塗っていきます。ウエス(柔らかい端布)やスポンジに少量をとって木目に沿って塗り込んでいきます。
ワックス4

2.木部が濡れ色になったら浸透しているということです。一気に塗らずに、少量ずつ様子を見ながら塗るのがポイントです。
ワックス5

3.全体的に塗り終わったら靴用ブラシ(豚毛など)で木目に沿ってブラッシングします。こうすることによってワックスの厚みを均等にすることが出来ます。
ワックス6

4.最後に乾拭きをしてツヤを出し、全体的にしっとりした風合いにします。伸びが良いので900×300mmの天板で使ったワックスは8gくらいでした(10g入り容器の2/3)。
ワックス7

5.輪ジミの部分は細かいスチールウール(#0000)にワックスをつけながら木目に沿ってクリーニングすることで目立たなくなりました。
ワックス8

使い古した木製製品をリフレッシュ

木柄のカトラリーなども使用していくうちに塗装が剥がれて白く乾燥した状態になってしまいます。これらは色付きワックスでリフレッシュしましょう。

用意するもの:サンドペーパー#120と#240、ウエス(端布)など

ワックス9

1.#120の中目のサンドペーパーで木柄の部分の塗装を落とし、乾拭きで拭き取った後に#240の細かい目のサンドペーパーで表面を滑らかにしておきます。
ワックス10

2.好みの色のワックスをウエスに少量とって塗り込んでいきます。
顔料も天然成分なのではっきりした色合いは出ませんが優しい色味がつきます。万が一、舐めてしまっても問題はありませんが口をつける部分にはワックスは塗らずに食用のクルミ油やオリーブオイルを塗るのをオススメします。
ワックス11

端材に塗って積み木や菓子プレートなどにしても可愛いです。
ワックス12

塗る素材によって色が入りやすかったり、入りにくかったりするので、目立たないところから試し塗りをしてみましょう。家族と一緒におしゃべりしながら、日常生活の木製製品や革製品をメンテナンスするのも楽しいひとときになりますね。

 

ミツロウワックス
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天然成分100%の「つちのいろミツロウワックス」について詳しく知りたい方も覗いてみてくださいね。

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