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木工DIY ~ビスについて~

電動ドライバーを買ったはいいが、ビスにはいろいろな種類があり、どれを使っていいのか迷ってしまいます。ビスの種類を簡単に説明しますので参考にしてください。

ビスの種類

①木ネジ
木ネジ
木材に使うネジ全般です。先端から途中まで溝が切ってあるもので、タッピングビスに比べ先端に行くに従い細くなっていきます。

②タッピングビス
タッピングビス
1種から4種あり、一般に販売されているのは1種から3種です。
1種は先端が尖っており、溝のピッチが粗いものが1種となります。先端から根元まで溝が切ってあり、主に鉄材に使われます。(写真は1種)
溝のピッチが粗いため木ネジの代用にもなります。
2種、3種は先端が平坦になっています。4種はあまり出回っていないようです。

③コーススレッド
コーススレッド半ネジ
コーススレッド半ネジタイプ

コーススレッド全ネジ
コーススレッド全ネジタイプ

電動ドライバーを使って、木と木を接合するのに最適なビスです。
木ネジやタッピングビスと比べて細長く、溝は途中まで切ってある半ネジタイプと根本まで切ってある全ネジタイプがあります。コーススレッドの半ネジタイプが木ネジと大きく違うところは、溝の間隔が粗く、溝が切ってある方が根元の径よりも大きくなっており、材が割れにくくなっています。

通常木と木を接合するときに使うのは半ネジタイプのコーススレッドがあれば問題ありません。半ネジタイプは溝が途中まで切ってあるモノですが、木と木を接合するときに、半ネジタイプのものは隙間ができにくくなります。全ネジタイプは奥の木を引き付ける前に最初の木を引き付けてしまうため、隙間ができやすくなります。

全ネジタイプは鉄板と木を接合する等、最初の材にビスを食い込ませる必要が無い場合に使用します。

コーススレッドは短いもので25mmくらいになります。材の厚さによりコーススレッドは使えなくなりますので、その際は半ネジタイプのコーススレッドは木ネジに、全ネジタイプのコーススレッドはタッピングネジで代用することになります。しかし、堅木(オーク、メープルなど)の木を木ネジで接合することは難しくなります。ビスの軸径より少し小さい径の下穴をしっかりあけておく必要があります。

コーススレッドの選び方

①先端形状
コーススレッド先端形状
先割れ加工がしてある物は、削られた木屑が逃げることができるため、材が割れにくくなります。硬い木ほど材が割れやすくなりますので、先割れ加工がお勧めです。

②ネジ山の裏側の加工
コーススレッドネジ山裏加工
頭部の裏に加工された歯(フレキ)がある物は、材を座ぐりし頭部を沈み込ませ仕上がりが良くなります。

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木工DIY ~そろえておきたい道具~

電動工具をはじめとする工具の普及によりDIYが身近になっています。DIYを始めるときに準備しておくと便利な道具を紹介します。

1.電動ドライバー

ビス締め、穴あけには電動ドライバーがあると便利です。電動ドライバーには大きく3種類「小型電動ドライバー」、「ドリルドライバー」「インパクトドライバー」があります。それぞれ、ビットと呼ばれる先端工具を変えることにより、ビス締め・穴あけができます。

・小型電動ドライバー

ミニドリルドライバーミニドリル先端

ビットの取付け:磁石で固定

特長:小型のためパワーは小さく、回転も遅い。

用途:組み立て式家具のボルトを締めるときに最適です。パイン材などの針葉樹への短いビス締めや穴あけは十分できます。回転が遅く小さいものが多いので、初心者でも簡単に使いこなせます。パワーが無いため、オーク、メープル、ウォールナットなどの堅木に使用することは難しくなります。

・ドリルドライバー

ドリルドライバードリルドライバー先端

ビットの取付け:締め付け式。

特長:クラッチ機能がついており一定以上の力が加わると空転しビス山を壊さないようになっています。

用途:パイン、杉、桧などの針葉樹へのビス締めや穴あけに最適で、堅木や長いビスを使用する場合は下穴をあけて対応します。DIYの入門に適した道具といえます。

・インパクトドライバー

インパクトドライバー500インパクトドライバー先端

ビットの取付け:ロック式。

特長:パワーが強い。

用途:長いビスの締め付けに適しています。ネジを締めつけている際に負荷がかかると打撃が加わり、ドリルドライバーではねじ込むことができないような長いビスでもインパクトドライバーでは可能となります。堅木にビス締めを行う場合は下穴をあけて対応します。苦手な作業は繊細なビス締めです。針葉樹に短いビスをねじ込む場合など、締めすぎて材やネジ頭をつぶしてしまう可能性もあります。

ウッドデッキ等大型で長いビスが必要な場合など本格的な木工作業を行う人にはインパクトドライバーが必要となってきます。

 

2.メジャー

金属でできたスケールで、長い個所は折り曲げて測ることもできます。

メジャー

3.曲尺(さしがね)

L字型のスケールです。材料に引っかけて使うことで、直角の線が引けます。

曲尺

4.クランプ

木材を切る時や、ドライバーでビス止めする際に木材をテーブルに固定します。固定しないまま作業をすると、グラついて思わぬ事故にもつながりますので、できるだけクランプを使用して作業をしてください。木材同士の接着の際の固定にも活用できます。

クランプ500

5.電動鋸

木材を切ることができると作業の幅が広がります。DIYで電動鋸を選ぶのであれば、ジグソーか丸鋸のどちらかとなります。切断道具を使う際は、絶対に道具の進行方向に手を置かないようにくれぐれも注意し、切断する材料はクランプで固定してカットするようにしてください。

・ジグソー

ジグソー

特長:糸鋸を手持ち型にしたようなもの。

用途:曲線で切断するときに使用。ただ、ジグソーにも直線切断をサポートする専用ガイドが出ているものもあるので、仕上がりより安全性を優先するのであればジグソーを購入するという選択もあります。

・丸鋸

丸鋸500

用途:直線カットはスピードも正確さもジグソーより丸鋸が断然優れています。正しく使用すれば作業も非常に楽になります。

丸鋸で一番怖いのはキックバック(刃が引っかかり、丸のこが飛び跳ねる現象)です。以下のようなことに気を付けて使用する必要があります。

・作業スペースを確保する

・動中に途中で止めない、引かない

・材料に刃を当てたまま始動しない

・空中で扱わない

小型になれば切断できる厚さも薄くなりますが、軽量で扱いやすくなりますので、小型モデルという選択もあります。

6.サンドペーパー

面取りや表面の研磨にはサンドペーパーを使用します。#150以下で荒削りし、仕上げには#150~#240の目があればきれいに仕上がります。サンドペーパーを使うにも便利な道具があります。サンドペーパーホルダーを使用するだけで作業のスピードが違ってきます。

・サンドペーパーホルダー

サンドペーパーホルダー500

文字通りサンドペーパーを固定して使用するものです。これだけで作業効率がアップします。

・電動サンダー

電動サンダー500

専用のサンドペーパーを使用して使います。ベースの動きが円運動のものと回転運動のものがあり、回転運動する方が研磨力は強いですが、扱うためには注意も必要となってきます。面取り、研磨程度の作業であれば円運動のサンダーで十分です。

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