壁の構造を知って、しっかりとネジ留めしよう!


木のDIYショップで見つけた暖かみのある無垢材棚板とスタイリッシュなデザインの棚受け金具。
いろいろなデザインがあり、便利でおしゃれにと夢が膨らみます。
「棚受け金具は壁ならどこでも取り付けられる?」実はそこが難しいところ。
どの棚受け金具のタイプも安全に壁へ設置するにはしっかりとネジでとめることが必要です。

ネジをしっかりととめたつもりでも、実際には壁裏の柱材にとまっていなくて、使っているうちにグラグラと外れてしまうということもあります。
ですが、壁の構造を知ってしっかりとネジ留めをすれば自分の手で思い通りの素敵なインテリアに大変身できますよ!

Chapter1:壁の構造を知る

壁構造1
一般的な部屋の壁は、柱と柱の間に石膏ボードという石膏を固めたボードが取り付けられ、その上から壁紙を貼る構造になっています。多くの壁面の内側は空洞なので、ネジが効かずフックなどがしっかりと固定できないことがよくあります(スポンジにネジを差しているような不安定な状態)。
しっかりとネジをとめる為には、壁裏にある下地(柱や間柱という細い柱)を見つけ、下地に届く長さのネジで固定することが大切です。

○下地探しをする前に。
壁構造 2
戸建住宅などの場合、柱の芯から隣の柱の芯の間隔は約450mmピッチ(または300mmピッチ)で設置されている事が多いので部屋の隅やドア枠などからメジャーで測り、おおまかに柱がありそうなところにマスキングテープで印を付けておきます。

○柱を探すには
壁構造 3
マスキングテープで印をつけた約450mmピッチ(または300mmピッチ)を目安として壁裏探知機を使って探します。

①針タイプの壁裏探知機を使う場合。
壁構造 4
先端に細い針がついた壁裏探知機を壁に対して垂直に差し込みます。壁裏の下地(柱や間柱)があれば途中で止まるので、それ以上差し込みが出来ません。つまり壁裏の柱にしっかりとネジ留めが可能です。
壁構造 5
針を差し込んだ際、深くまで差し込めた場合は壁裏が空洞ということ。柱や間柱はないのでネジをしっかりととめる事は出来ないので、別の場所へ取り付けます。

②センサータイプの壁裏探知機を使う場合。
壁構造 6
壁構造 7
壁構造 8
おおよその目安としてつけたマスキングテープに向かってセンサー式の壁裏探知機のスイッチをいれて壁に沿わせてゆっくりと動かしていきます。ランプが点灯したところが壁裏にある柱(または間柱)の端となります。次に反対側から同じように目安としてつけたマスキングテープに向かってセンサーを壁にゆっくりと沿わせていき、ランプが点灯する事で柱の厚みがわかります。
柱なら100ミリくらい、間柱なら30〜40ミリくらいです。この柱材にしっかりと届くように長めのネジでしっかりと取り付けます。

③壁を叩いて探す。
壁構造 9
壁構造 10
壁構造 11
取り付けたい壁の近くに照明スイッチやコンセントプレートがある場合はカバーを外して壁の中の状態を確認する事ができます。安全のためブレーカーは落としておきましょう。壁をコツコツ叩いてみて太鼓のように響くような場合は空洞、あまり響かず鈍い音の場合は柱がある可能性があります。但し、この方法は初心者には難しいので①や②の壁裏探知機の購入をお薦めします。

Chapter2: ドア枠や窓枠はしっかりと取り付けられる絶好の場所

窓枠棚
ドア枠や窓枠を取り付ける為に壁裏には柱が必ず通っています。購入した素敵な棚板とブラケットを「しっかりと取り付けたい!でも、壁裏の柱を探すのも面倒・・・」という方にはドア上や窓上に取り付ける方法もあります。

Chapter 3: 賃貸物件でも取り付けたい!

①突っ張り金具で新しい見える柱をつくる。

2×4下地
天井の高さに合わせた木材と専用の突っ張り金具で見える柱を作ることが出来ます。このように自分で作った目に見える柱ならしっかりとしたネジ留めがいくらでも出来ますね。

②小さな穴は自分で補修出来る。
壁補修1
壁補修2
壁の穴は3〜4mmであれば専用の穴埋め剤で補修が出来ます。接着剤のように穴に穴埋め剤を注入しヘラで表面を整えれば、目立たなくなってしまいます。

一般的な壁の構造を知れば、棚の取り付けも怖くありません!木のDIYショップでお気に入りの棚をみつけてワンランクアップのインテリアにしてみましょう。

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TANOK (たのっく)
TANOK(たのっく)はものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。
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