第3回 カベツケブラケット 基礎編


お部屋の壁に充実の壁面収納って憧れますよね。棚板の位置を自由自在に変えられて自分だけのカスタマイズ収納なら、なおさらです。

今回取り付けるのは棚板の位置が自由に変えられるシンプルな棚受け「カベツケブラケット」の取り付け方法です。

カベツケブラケットははしごのようなデザインで棚板を好きな位置に置けるのが特徴です。背の高いオープン棚としても、テレビ台やデスク上のコンパクトな収納棚としも設置することが出来ます。

ブラックやホワイトに塗装された金属素材がインテリアをぐっと引き締めてくれます。アレンジもいろいろ出来そうだね、とTANOKメンバーの話も盛り上がりました。

(使用しているブラケットは旧タイプのブラケットです)

・取り付けてみました!

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はしご状のブラケットをしっかりと壁に取り付けることで全てが決まる!といっても過言ではありません。まずは前回もお話しした「壁の裏事情」を調べてみましょう。

→壁の下地探し(リンク)

柱の位置がわかったらマスキングテープ等で印をつけてから、さぁ取り付けです。水平、垂直に気をつけながら丁寧に作業していきましょう。

1.壁のチェック

カベツケブラケットは、ブラケットを壁に固定した後に横から棚板を差し込んで行くので、取り付けたい壁の周りの家具と棚板の長さを考えて取り付けしましょう。部屋の隅に取り付けたい場合は、差し込む側のブラケットにはのせたい棚板の長さの3分の2ほどのスペースが必要です。

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差し込む側に余裕がないと棚板を入れる時に苦労してしまいます。

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おおよその位置が決定したら、壁の下地探し(リンク)に従ってブラケットをとめる柱の位置に印をつけます。

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2.垂直を確認

仮止めしたマスキングテープの垂直を確認するには5円玉にひもをつけてみると簡単です。

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3.印付けと下穴あけ

はしご状のブラケットを壁にあてて、ネジ穴の位置にエンピツ等で印を付けておきます。ブラケットを一度外して印に3mmくらいの太さのドリルで下穴をあけます。電動ドリルドライバーで開けておくと簡単です。

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4.ブラケットのネジどめ

電動ドリルドライバーで付属の長いネジでブラケットのネジ穴から壁に固定していきます。まずは上部のネジ穴、次に下部をとめて、垂直を確認したら残りのネジ穴を留めていきます。

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2つ目のブラケットもおなじような順序で取り付けておきます。2つのブラケットの間隔は最大900ミリ以内とされています。

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5.床への固定

壁へのネジ留めが終わったら、次に床への固定をします。はしご状のブラケットが壁と垂直になるように曲尺などで直角をかくにんしながら付属の金物で留めます。

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6.棚板の固定

収納したいものの高さを測っておき、

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バランスをみながら、はしご状の隙間から棚板を順番にのせます。のせる順番は上からでも、下からでも大丈夫です。家具等にぶつけないように慎重においていきます。

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棚板は付属の棚板留め金具で固定する事で、棚板のズレ防止や強度が増すので必ず使用します。

棚板には表裏があるので間違いないようにしてください。

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板厚が厚めなので必ず下穴を開けてからドライバーでとめていきます。3mmくらいの太さのドリルで浅く下穴をあけ、貫通しないように注意しましょう!

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さぁ完成です!スタイリッシュな壁面収納ができました!

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今回はブラケットはブラックカラーの高さ1887ミリ。棚板はオークのの組み合わせを選びました。

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・カベツケブラケットまとめ

カベツケブラケットをもっと知るために情報をまとめてみました。使用出来る棚板は奥行き250ミリのみです!

□ブラケットの色は?

●色は2種類

・ホワイト
ナチュラルな壁に合わせやすい白。やさしい雰囲気を演出したいときにぴったりです。

・ブラック
大人っぽい色のブラック。アクセントやかっこよさを演出するにはこちらです。

□ブラケットサイズは?

●サイズは3種類
高さ638ミリ(デスク上のオープン収納に)
高さ1262ミリ(テレビ台上の収納棚に)
高さ1886ミリ(大型の壁面収納に)

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□合わせる棚板は?

奥行き250ミリのみです。
木目が美しい無垢板は4種類の樹種から選ぶ事ができます。

●ニュージーパイン
厚みが18ミリで縦に流れる木目がきれいなパイン材です。木の肌は黄色みがかったナチュラルな雰囲気です。色はクリア、ホワイト、ミディアムブラウンと3色の塗装の中から選べます。

●オーク
木目がしっかりしていて、やや茶色味がかった雰囲気です。厚みも20ミリとパインよりも厚めで、パインに比べると木が堅いのでガッチリとした印象になります。クリア塗装なので木の自然な風合いが楽しめます。

●メープル
木目が柔らかで、ピンクがかった色味が特徴です。やさしい雰囲気が印象的ですが、厚みは20ミリなのでしっかりしています。クリア塗装。

●ウォールナット
濃い茶色の色味が人気のウォールナット。大人の落ち着いた空間作りに活躍してくれる棚板です。クリア塗装で厚み20ミリ。

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《さて困った!巾木があって壁にぴったりと固定出来ない。。。》

部屋の壁と床の境目にある巾木とよばれる板材。家によって厚みや大きさはさまざまですが、壁にぴったりとブラケットを取り付けられないと見た目も良くないですよね。そんな時のTANOK流 対処法2通りをご紹介します。

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①巾木と同じ厚みの板材をブラケットと壁の間に挟む。

巾木と同じ厚みの幅30~50ミリの板材を用意します。壁の色に合わせて塗装をしておくとより目立ちません。ブラケットを取り付ける際に、壁とブラケットの間に挟んで隙間を解消!取り付けるネジは巾木の厚み分少し長めのものを用意しておきましょう。

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②ゴムブッシングで見た目を解消。

ホームセンターの電材コーナーで売られているドーナツ形のゴムブッシングを2枚くらい重ねて、隙間のスペーサーとして利用します。こちらも取り付けるネジは巾木の厚み分少し長めのものを用意しておきます。但し、1262ミリと1886ミリなど1メートルを超える長さのブラケットを取り付ける際は、強度のため①の方法をお薦めします。

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アレンジのおすすめ

棚板の幅を変えて段違いの棚板にすると違った雰囲気になります。見せる収納におすすめです。

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次回はTANOK流アイデアをいろいろご紹介する「カベツケブラケット アレンジ編」をご紹介します。

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TANOK (たのっく)
TANOK(たのっく)はものづくりの楽しさを広めるために集まった番匠智香子、たまいかおり、嶋崎都志子の3人のDIYアドバイザー集団です。
フリーペーパーの発行やイベントの教室などを通して、暮らしのなかのちょっとした手づくりで温かい気持ちになれるもの工具を使って本格的につくるもの、など
いろいろな「たのしくつくるもの」を提案しています。